シャッターの取っ手はホームセンターに売ってる?100均に代用品はある?交換方法は?

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シャッター 取っ手 どこで売ってる

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ガレージや店舗、窓に設置された手動シャッターを開閉しようとしたそのとき、指をかけるプラスチック製の取っ手(手掛け)がバキッと音を立てて割れてしまった……。そんな経験はありませんか?

毎日何度も使うシャッターだからこそ、この小さな取っ手が破損するだけで指先が痛くなったり、開け閉めが急に重労働に感じられたりと、本当にストレスが溜まるものですよね。

でも、いざ新しい手掛けを買おうと思っても、「自分の家のシャッターに合うサイズはどれ?」「そもそも近所のホームセンターで手に入るの?」と疑問だらけで悩んでしまう方が非常に多いのが現状です。

実はこの取っ手、建材パーツコーナーに消耗補修品としてしっかりと並んでいて、数百円から手軽に入手できるDIY向けのアイテムなんですね。

今回は、コメリやカインズ、コーナン、DCMといった大手ホームセンター各社の具体的な店頭在庫や価格の傾向、さらには盲点となりがちな100円ショップの調査結果から、失敗しないための「切欠き穴(金属スラットの穴)」の測定プロトコル、メーカー別の適合規格、初心者でも絶対に失敗しない安全なDIY交換手順まで、実証的なデータをもとに詳しくまとめました。

この記事を読めば、お近くの店舗でぴったりなパーツを迷わず見つけて、自分で安全に修理する方法が分かりますよ。

  • コメリ・カインズ・コーナン・DCMなどの大手ホームセンターおよびオンラインでの取扱状況と価格帯
  • ダイソーなどの100円ショップでシャッターの取っ手が入手できるのかという検索ミスマッチの実態
  • 三和・文化・東洋などの主要シャッターメーカーの切欠き穴適合サイズと測定ツール・注意点
  • DIYで取っ手を交換する具体的な作業工程と、金属スラットの変形を防ぐコツ、代替引き手の活用

 

シャッター取っ手をホームセンターで選ぶコツ

シャッターの取っ手が壊れてしまったときは、まずは身近にある大手ホームセンターへ向かうのが一番の近道です。

しかし、店舗の規模や企業ごとのサービス内容、実店舗とオンラインショップ(ネットストア)の連動体制によって、パーツ単体の取り扱いだけでなく、周辺資材や点検サービスの充実度に大きな違いがあります。

それぞれのホームセンターの特徴をしっかりと理解し、自分の目的に合った調達先を選ぶことが失敗しないコツになりますね。

 

コメリで買えるシャッターの取っ手と価格

地域密着型で全国に店舗を構え、資材の品揃えに絶対の自信を持つコメリは、実店舗の資材コーナーにおける常時在庫の充実度がトップクラスという印象があります。「今すぐにシャッターを直して快適にしたい!」という急ぎの場面では、真っ先に訪れたいホームセンターですね。

コメリの実店舗調達のメリットと価格相場

コメリでは、三和シヤッター用の定番サイズ(85mm×27mm)や文化シヤッター用のサイズ(82mm×26mm)といった代表的な手掛けパーツが、おおむね500円から1,300円前後の値頃な実勢価格帯で店頭に陳列されています。

特に建材コーナーの奥に、メーカー互換補修パーツとして吊り下げパックで売られていることが多いので探してみてくださいね。パッケージ裏面には適合する寸法も細かく書いてあるため、現場で照らし合わせながら購入しやすいのが大きなメリットです。

コメリで調達できる高付加価値な防災・安全対策パーツ
コメリは農業用倉庫やガレージを多く持つお客様の利用が多いため、手掛けパーツの周辺資材として、台風などの暴風雨によるシャッターのたわみやバタつきを防ぐ「シャッターガード」といった高付加価値な防災パーツの販売実績も豊富です。

補修を機に、全体の防災対策も一緒に考えたいという場合、資材館のスタッフさんに相談してみるのもおすすめですよ。

 

カインズのシャッターの取っ手と工事サービス

カインズでは、手掛けのパーツ単体や動きをスムーズにする潤滑スプレーといった、自分で作業するための軽微なメンテナンス用品が整然と並んでいます。

ですが、カインズの真の強みは、単なるパーツ販売に留まらず、店舗を窓口とした本格的なシャッター全体の改修・工事サービスまで幅広くカバーしている点にあります。

DIYパーツからプロのリフォーム工事までワンストップで対応

「手掛けを交換しようとしたけれど、シャッターの巻き上げスプリング自体が錆びていて開閉がめちゃくちゃ重い」「シャッターの昇降時にガタガタと異音がひどい」といった場合、パーツ交換だけでは根本的な解決になりません。

カインズでは店舗のカウンターを通じて、シャッターの全面的な点検や丸ごと新設・交換などのリフォーム工事を依頼することができます。

省エネ・防災リフォーム補助金の活用も視野に
近年の台風の大型化に伴い、古い窓シャッターの交換は防災リフォームとして注目されています。タイミングや条件によっては、国や自治体が実施している省エネ・防災関連のリフォーム補助金制度が適用され、自己負担を大幅に抑えて工事ができる場合もあるんですね。

カインズのような総合窓口であれば、そうした補助金申請の対応についても相談できる場合があるため、大規模な修繕を検討されているなら心強い存在になるかなと思います。

※詳細なリフォーム対応エリアや見積もり、最新の適用可能補助金プランについては、必ずお近くのカインズ店舗の公式リフォームカウンターにて直接ご確認ください。

 

コーナンでシャッターの取っ手を取り寄せる方法

「近くの店舗に欲しい手掛けのサイズが在庫切れだった……」というときに真価を発揮するのが、コーナンが展開している大変便利な「店舗受取サービス」です。配送コストを極限まで抑えて、確実に欲しいパーツを調達するための強力なツールですね。

コーナンの店舗受取サービスを活用するメリット

シャッター取っ手のような数百円のパーツをネット通販で買うと、パーツ代金より送料の方が高くなってしまうという、非常に悩ましい事態になりがちです。

しかしコーナンであれば、オンラインショップの「コーナンeショップ」で目的の「樹脂製取手」や「手掛け」を注文し、受け取り先を自宅近くのコーナン実店舗に指定するだけで、送料を一切かけることなく最寄りの店舗で引き取ることができます。

在庫なし時の出荷サイクルと目安
店舗受取を申し込んだ際、もし倉庫に在庫がない場合でも、通常6営業日以内には店舗に出荷される迅速なシステムが整っています。

コーナンはプロ向けの資材館を併設した店舗も多く、DIY用のプラスチック製から店舗・駐車場用として耐久性に優れた金属製の取っ手(亜鉛ダイカスト製など)まで幅広くカバーしているのも頼もしいところです。

 

DCMで探すシャッターの取っ手と補修資材

DCM(DCMオンライン)は、補修・DIYパーツの専門メーカーとして長い歴史と絶大な信頼を誇る「和気産業(WAKI)」製の補修パーツのラインアップが非常に厚いのが特徴です。特に、国内シェアトップの三和シヤッター純正互換部品の在庫がとても安定しています。

DCMで揃うWAKI製互換手掛けと周辺メンテナンス資材

DCMオンラインでは、三和シヤッターにぴったり適合する「シャッター手掛 大(SP-01 サンドなど)」が実売価格800円前後という、非常にリーズナブルな価格で提供されています。

さらに、手掛け交換をするときに持っておくと一気に作業効率が上がる周辺資材もまとめて一括調達可能です。

例えば、切欠き穴のすき間から雨水が侵入するのを防ぐ「コーキング・シーリング材」や、レールの滑りを劇的に改善する「シリコーンスプレー」、そして防犯用のキーボックスまでがワンクリックで揃います。

DCM取扱・関連資材期待できる効果DIY作業における具体的な用途
WAKI製 シャッター手掛指先の負担軽減劣化した樹脂手掛けの置き換え。三和・文化などの適合規格あり。
シリコーンスプレー摩擦抵抗の削減スライドレールや巻き上げ軸への塗布。開閉時の「重さ」や「キーキー音」を解消。
シーリング材(コーキング)防水・気密性の維持手掛けとスラットの微細な隙間からの雨水浸入やサビの発生を防止。
防犯用キーボックス共有キーの安全管理ガレージや店舗シャッターを複数人で開閉する際の、鍵の受け渡し用。

 

100均でシャッターの取っ手は購入できる?

少しでも費用を抑えて手軽に直したいと思ったとき、「ダイソーなどの100円ショップにもあるんじゃないか」と考えて、スマホで「シャッター 取っ手 ダイソー」と検索したことのある方は意外に多いかも知れません。でも、ここはかなり面白い「情報の罠」が隠されている部分なので注意が必要です。

100均検索でヒットする「シャッター」の正体

結論から申し上げますと、ダイソーやセリアなどの100円ショップに、住宅や倉庫のシャッターに使う「手掛け(樹脂製取っ手)」は販売されていません。

しかし、ネット検索をすると「ダイソーでシャッターが買える!」といったような一見関係のありそうな情報がヒットすることがあります。実は、この大ヒットしている製品の正体は以下のものなんですね。

ネットの誤情報に注意!典型的な検索のミスマッチ
100均関連でヒットする「シャッター」とは、スマートフォンに装着してデジカメのようなホールド感で片手撮影を可能にする便利ガジェット「スマートフォン ワンハンドシャッター(550円・税込)」のことです。

これはBluetoothリモコンが付属し、コイン型リチウム電池(CR2016など)で動く完全な電子アクセサリであり、住宅設備の建材パーツとは1ミリも関係がありません。

物理的な手動シャッターに使う取っ手パーツを探している場合は、100均に足を運んでもデッドスペースになってしまいます。時間のロスを避けるためにも、最初からコーナンやコメリなどの資材を取り扱うホームセンターか、オンライン資材ショップを探すのが賢い選択ですね。

 

三和シャッターの取っ手をホームセンターで探す

日本国内で最も高い市場シェアを誇るのが「三和シヤッター」です。ホームセンターに並んでいるサードパーティ製の手掛けの多くも、この三和シヤッターに適合するように作られたパッケージが多く展開されています。

三和シヤッター適合パーツの特徴と切り替えタイミング

三和シヤッターに対応した互換手掛けは、主に和気産業(WAKI)の「SP-01(サンド)」「SP-02(ライトグレー)」、もしくはエス・エス興商製の「S-3G」などとして、数百円〜1,000円前後で売られています。しかしここで重要になるのが、製造年式による規格の違いです。

互換品型番(WAKI製)サイズ規格適合するスラット穴(切欠き)主な適応・特徴
SP-01 / SP-02大サイズ(現行標準)縦 20 mm × 横 103 mm近年の三和シヤッターの主流サイズ。最も入手しやすい定番。
SP-03 / SP-04小サイズ(旧型適合)縦 20.7 mm 〜 21 mm × 横 78 mm2005年(平成17年)以前の旧型スラット(KE6N規格など)に適合。

特にご自宅のシャッターが2005年以前に施工された古いタイプの場合、現行の「大サイズ(103mm幅の穴)」を買っても、穴が小さすぎて絶対にはまりません。お持ちのシャッターの年式や外観だけでなく、後述するスラットの切欠き幅を正しくミリ単位で確認して、旧型適合用の「小サイズ」を手に入れましょう。

 

文化シャッターの取っ手をホームセンターで買う

三和と並び、住宅用ガレージや店舗で非常によく見かける「文化シヤッター」。こちらも、各ホームセンターで適合部品が容易に入手できますが、三和シヤッターとはミリ単位でサイズ規格が異なっているため、事前の下調べが非常に大切です。

文化シヤッター互換手掛けの種類と色合い

文化シヤッターに適合する代表的なサードパーティ製パーツには、和気産業の「シャッター手掛 小 文化(SP-05)」や、エス・エス興商の「B-1I」があります。また、より高い品質や完璧なマッチングを求めるなら、文化シヤッター純正の「HA4型」手掛けなども取り扱いがありますよ。

文化シヤッター用の手掛けは、建物のサッシやシャッターのカラーに美しく馴染むよう、上品なアイボリーやホワイト系の色調が多く展開されているのが魅力です。

実売価格は600円〜1,300円程度と、こちらも非常にリーズナブル。文化シヤッターのスラット穴(切欠き)は、三和の標準サイズよりもひと回りコンパクトな規格になっていますので、「文化用」とパッケージにしっかり明記されたものを手にとるようにしてくださいね。

 

シャッター取っ手をホームセンターでDIY交換

自分にぴったりな手掛けパーツを見つけたら、いよいよ自宅でDIY交換に挑戦してみましょう。多くのシャッター手掛けは、ボルトやネジといったビス留めをしておらず、スラットの金属断面に「ツメ」ではめ込んでいるだけの超シンプルな構造になっています。

だからこそ、正しい測定方法と取り外しのコツさえ知っていれば、どなたでも驚くほど簡単に、数分で新品同様の状態へと元通りにできますよ。作業中に陥りやすいトラブル対策も含めて、詳しく解説します。

 

シャッターの取っ手のサイズと切欠き穴の測定

手動シャッターの補修でもっとも多く発生する悲しい失敗が、「せっかく買ってきたのに、はめ込もうとしたらサイズが合わない」というパターンです。このトラブルを完全に防ぐために、一番大切な「真実」をお伝えしますね。

【最重要!】測るべきなのは「古いプラスチック手掛けの大きさ」ではない!
手掛けの周りのサイズを測っても正しいパーツは選べません。必ず、破損した樹脂製手掛けを一度完全に取り外した後に露出する、金属製のシャッター板(スラット)に最初から打ち抜かれている「切欠き穴(金属の穴)」の内寸サイズを、ミリ単位で精密に測定してください。

正確なサイズ測定の具体的な方法

古いプラスチックパーツを完全に取り除くと、長方形の金属製の穴が現れます。この切欠き穴の「縦(高さ)」と「横(幅)」を、金属製のスケール(ものさし)やノギスを使って測りましょう。

穴の端に泥、砂埃、サビ、あるいは塗装の厚みが残っていると、測定にコンマ数ミリ〜1ミリの狂いが生じてしまうことがあります。可能な限りサビや汚れを軽く落とし、平坦な金属の地肌部分の寸法を基準にしてください。

この測定値がわずか1mmズレるだけでも、押し込んでも全く穴に入らなかったり、逆に装着できたとしても、シャッターを勢いよく上げ下げした衝撃で手掛けがスポーンと外れて落下してしまったりするため、慎重に計測を行うのが成功の秘訣です。

 

文化シャッターの取っ手サイズと適合規格

文化シヤッターに対応した手掛けを調達する際は、標準規格の穴サイズを知っておくと店頭での照合が非常に早くなります。ご自身の測った数値と見比べてみてくださいね。

文化シヤッターの切欠き穴と外寸標準値

文化シヤッターの手掛け用切欠き穴は、一般的に「縦 19mm〜20mm × 横 72mm〜73mm」という、他社に比べて少しコンパクトなサイズに切り抜かれています。

この切欠き穴に対して、きれいにフィットする手掛け(例えばWAKIのSP-05など)の最大外寸(表面のフランジ部分)は、「縦 約26mm × 横 約82mm」となっています。

この寸法は、三和シヤッターの旧型(KE6N規格用:切欠き穴横78mm)などとかなり数値が近く、一見すると見分けるのが困難です。「きっとこれくらいだろう」と目で見て判断して購入すると、現場ではまらなくなり無駄になってしまいます。

しっかりと定規を当てて測定した数値と、パーツの台紙裏に記載されている適合仕様をよく確認してくださいね。

 

シャッター取っ手の代用になる吸盤や粘着引手

「うちのシャッターはものすごく古くて、既存の切欠き穴に合う手掛けがどこにも売られていない」「そもそも最初から穴が開いていない場所に、新しく引き手を設置して開け閉めを楽にしたい!」という場合もありますよね。

そんなときには、既存の切欠き穴に依存しない、ホームセンターで買える便利な代替引き手が非常に重宝します。

ノムラテック「楽ちん引手」シリーズの特徴

穴を使わずに表面へ直接貼り付けることができる、最も人気が高い代替引き手です。裏面に耐久性と対候性に優れたアクリル系の強力な両面粘着テープがあらかじめ貼られており、スラットの平坦な表面にピタッと貼り付けるだけで設置が完了します。

指が奥までしっかり引っかかる立体的なエルゴノミクス(人間工学)デザインを採用しているため、重い手動シャッターを引き下げるときの強い引っ張り力に対しても、びくともしない粘着強度を誇ります。2個入りで500円〜700円前後と経済的なのも嬉しいポイントですね。

一時的・フレキシブルな使用には「強力吸盤式ドアハンドル」

一時的に握る場所を作りたい場合や、店舗用シャッターなどで季節や使用する人に合わせて引き手の高さを微調整したい場合に便利なのが、真空圧で固定するタイプの強力吸盤式ドアハンドル(KQJH-210など)です。設置面がツルツルとした平滑面であればワンタッチで密着し、跡を残さずに位置を何度でも変更できます。

低コストでシンプルな「ビニール埋込取手」

耐候性が高く紫外線による硬化や割れに強い塩化ビニル(塩ビ)製の埋込取手です。もしお持ちのシャッターの切欠き穴が特殊な寸法であっても、この埋込取手の弾力性を活かして、ぴったりと近いサイズであれば押し込むことで安価に代用できるケースがあります。1個あたり数十円〜数百円で手に入るため、複数箇所を安く直したいときに有効ですね。

 

シャッター取っ手はホームセンターで揃えよう

手動シャッターの樹脂製手掛け(取っ手)が壊れたとき、それ以外の大きな不具合(開閉時に引っかかる、シャフトが軋むなど)がなければ、ホームセンターで数百円〜1,500円前後のパーツを調達し、自分でサクッと交換するのが圧倒的にコストパフォーマンスが良くておすすめです。

業者にちょっとした軽微なパーツ交換を出張依頼するだけで、出張施工費などで何千円〜1万円以上の出費になってしまうこともありますからね。

初心者でもできる!正しいDIY交換の全手順

それでは、シャッターの手掛けを自分の力で完璧に、しかも安全に交換するための具体的な作業ステップを解説します。

【事前準備】作業時は必ず軍手を着用してください!
シャッターの金属板(スラット)や、切り抜かれている切欠き穴の断面は非常に薄く、鋭利になっています。古いプラスチックを引き抜く際や、新しいパーツを押し込む際に、滑って金属断面で指を深く切ってしまう事故が多発しています。必ず厚手の滑り止め付き軍手を着用して、安全第一で作業を行いましょう。

  1. 古い手掛けの取り外し(安全第一で浮かせる)
    既存の劣化したプラスチック手掛けのフチと、金属スラットの隙間に細いマイナスドライバーの先端を慎重に差し込みます。力を一箇所にかけすぎないよう、てこの原理を応用して樹脂製の固定ツメを少しずつ浮かせ、パチンと手前へ引き抜きます。経年劣化でプラスチックが脆くなっている場合は破片が飛び散ることがあるので、目に入らないようゆっくり作業してくださいね。
  2. 切欠き穴周辺のクリーニングと錆落とし
    手掛けが取り外された後の金属の穴には、長年の泥やサビがびっしりとこびりついていることがほとんどです。ワイヤーブラシや目の細かいサンドペーパーなどで軽くサビをこすり落とし、乾いたウエス(布)で綺麗に拭き取っておきましょう。ここにサビやゴミが残ったままだと、新しい手掛けが奥までしっかりはまらなかったり、将来的にスラットの金属腐食がどんどん進んで強度が著しく低下する原因になります。
  3. 新しい手掛けの調芯(センター合わせ)とはめ込み
    新しい手掛けを手に取り、スラット正面から切欠き穴の重心位置に正確に当てがいます。手掛けの「上・横・下」に配置されているプラスチック製のツメが、金属の穴のフチをしっかりと跨いでいることを確認したら、正面から両親指で均等な圧力をかけ、奥までパチンと押し込みます。
  4. 裏面(室内側)からのロック状態の最終確認
    最後に、可能であればシャッターの裏側(室内側・ガレージの内側)に回り込んで、はめ込んだ手掛けのプラスチック製突起がスラット裏側の金属縁を完全にロックし、水平に隙間なく固定されているか確認してください。ここが半端なはまり方だと、シャッターを引いた瞬間に「ガタッ」と外れて落下してしまいます。

絶対厳禁!マイナスドライバーを力任せに使うと起きる大トラブル

古い手掛けが固着していてビクともしないからといって、マイナスドライバーをスラットの金属に押し当てて力任せに「フンッ!」とこじ開けようとするのは絶対にやめてください。

これを行うと、薄い金属製のスラット自体が部分的にグニャリと折れ曲がってしまう「座屈(ざくつ)変形」を引き起こします。

スラットが曲がるとシャッター全体が壊れる危険性!
一度スラットが座屈変形して折れ曲がってしまうと、シャッターをスムーズに巻き上げることができなくなります。

昇降させるたびに、曲がった金属部分が左右の「ガイドレール(側面の案内溝)」の内部とガツガツと激しく干渉・接触し、大きな摩擦抵抗や凄まじい異音を発生させます。

最悪の場合、途中で完全に噛み合って引っかかり、二度と上下に開閉できなくなってシャッターシステムそのものの全交換(数十万円コース)が必要になる深刻なトラブルに発展してしまうのです。

どうしても古い手掛けが固くて抜けない場合は、一度無理に力をかけるのを止め、ホームセンターでも手に入るシリコーンスプレーなどの防錆・潤滑剤を古い手掛けのフチからごく微量だけスプレーして数分間放置します。

樹脂を少しずつ滑らせるように、周囲から均等にじわじわと浮かせていくことで、金属を一切傷つけずに安全に取り外すことができますよ。

【お役立ち】シャッター補修・交換規模に応じた意思決定マトリクス

手掛け交換以外の周辺トラブル(ワイヤー紐が切れた、シリンダー鍵が回らない、シャッター自体が重いなど)が発生している場合に、自分でDIYすべきか、それともホームセンターやプロの修理業者へ工事を依頼すべきかをまとめた比較用の意思決定マトリクスを作成しました。一つの目安としてぜひ参考にしてくださいね。

修理対象・施工内容難易度区分DIY時の目安費用(本体価格)プロ(ホームセンター・業者)への工事費相場補助金適用などのメリットと注意点
手掛け(取っ手)の交換初級(DIY推奨)約500円 〜 1,500円約1,000円 〜 4,000円 (+出張料)補助金は対象外。ご自身で測った「切欠き穴サイズ」に合う製品を選べば数分で修復完了。
操作ヒモ・シャッター棒の交換中級(DIY可能)約1,500円 〜 5,000円約3,000円 〜 10,000円 (+出張料)補助金対象外。高所での脚立作業や、作業中にシャッターが急降下する危険があるため2人以上推奨。
シリンダー鍵金物の交換中級 〜 上級約3,000円 〜 10,000円約10,000円 〜 25,000円 (+出張料)補助金対象外。鍵本体のズレ調整や位置合わせが必要。電動ドライバー等の専門工具が必要になる。
窓用手動シャッターの丸ごと交換プロ領域(DIY不可)対応不可(事故リスク高)1カ所あたり約10万円 〜 30万円 (施工工事費込)国の「断熱・防災リフォーム支援補助金」の対象となる可能性あり。自己負担を約5万円前後軽減できる場合があります。
ガレージ手動から電動シャッターへの交換プロ領域(DIY不可)対応不可(電気工事必須)1カ所あたり約30万円 〜 70万円 (電気工事等含む)ガレージ全体の安全・防災改修で最大10万円前後の補助金支給を受けられるケースがあります。

※上記に記載した価格、費用、および補助金の情報などは、一般的な市場水準をもとに算出した「あくまで目安」となります。

各お住まいの地域、シャッターの寸法、施工会社の選定により大きく価格は異なるため、具体的な施工の際は複数の信頼できる専門業者に見積もりを依頼し、最終的な最新情報や適用要件はメーカーの公式サイトなどをご確認くださいね。

文化シヤッター「エスプリ(Esprit)」などの高級モデルを使用されている方へ
もしお使いのガレージが、その高い静音性能から高級邸宅ガレージの代表格として親しまれる文化シヤッターの「エスプリ(Esprit)」モデルである場合、手掛けパーツも通常とは異なる独自の「ワイド手掛け(樹脂製:フロストホワイト、ヘイゼルステン、ミストシルバーのスタイリッシュなメタリックモダン3色 / 耐久性の高い高級オールステンレス製H3型)」や、過剰巻き上げを物理的にストッパーで抑える専用戸当たりが使われています。

これらの高級モデルのオプション、および「セレコネクト2」や「セレクルーズⅡ」といった最先端の電子・スマート駆動制御システム全体のトラブルについては、DIYによる解決は困難です。

そのような場合は無理に個人で修理しようとせず、必ず文化シヤッターの公式カスタマーサービスやメーカーの正規サービスルート、または独立系シャッター修理専門業者にご相談することをおすすめします。

手掛けが割れただけであれば、焦って高額な工事業者を呼ぶ必要はありません。まずはご自身で軍手をはめて安全にスラットの「切欠き穴」サイズを正確に測定し、今回ご紹介した大手ホームセンター(コメリ、カインズ、コーナン、DCM)の店頭やオンラインを活用して、ぴったりな互換パーツや、便利な代替引き手を探してみてくださいね。

ご自宅にぴったりの手掛けパーツを見つけて、毎日のシャッター開閉をスマートで、指先が痛くならない快適な状態へと自分でしっかりと直してしまいましょう!

手動シャッターの構造やパーツに関する詳細な公式情報、その他のメンテナンス補修に関する詳しい資料は、メーカーの公式製品紹介ページなどでもたくさん公開されています。興味があれば、ぜひ一度お持ちのメーカーの製品窓口を覗いてみるのも面白いかなと思います。
(参考:三和シヤッター工業株式会社「製品紹介」

それってホームセンターに売ってる?