23A12V電池はどこで売ってる？100均のダイソーやセリアで買える？代用は？

「リモコンの電池が切れたけど、23A 12V 電池はどこで売ってるの？」と、急な電池切れでお困りではありませんか。

この特殊な電池は、一般的な乾電池とは異なり、いざ探してみると見つかりにくいものです。身近なコンビニや、品揃えが豊富なダイソーやセリアなどの100円ショップでも、取り扱いはほとんどありません。

では、コメリのようなホームセンターや、ヤマダ電機やヨドバシといった家電量販店なら確実なのでしょうか。また、見た目が似ているLRV08との関係や、単5電池との違い、代用できるのかどうかも気になるところです。この記事では、そんなあなたの疑問に全てお答えします。

 

23A 12V 電池 どこで売ってるか探す前の基本情報

 

そもそも23A 12V電池とは何ですか？

結論から言うと、23A 12V電池は、小型ながら12V（ボルト）という高い電圧を供給できる特殊なアルカリ乾電池です。一般的な単3形や単4形の乾電池の電圧が1.5Vであるのと比較すると、その電圧の高さがよく分かります。

なぜなら、この電池の内部には、小さなボタン電池が8個直列に内蔵されており、それによって12Vという高電圧を生み出しているからです。

例えば、車のキーレスエントリーのリモコンのように、コンパクトな機器で強い信号を飛ばす必要がある場合に、この高電圧が不可欠となります。見た目は単5電池に似ていますが、より細長い形状が特徴で、全くの別物です。そのため、購入時にはサイズや型番を間違えないよう注意が必要です。

12V乾電池はどんな用途に使われていますか？

12V乾電池は、私たちの身の回りの様々な小型電子機器で活躍しています。主に、瞬間的に高いパワーを必要とする無線機器やセキュリティ関連機器で採用されることが多いです。具体的には、以下のような製品に使われています。

• 自動車のキーレスエントリーやガレージのドアオープナー
• 家庭用のワイヤレスチャイム（玄関の呼び鈴）
• 小型のLEDライトやレーザーポインター
• 防犯ブザーや各種セキュリティセンサー
• 一部の電子ライターや小型の測定器

これらの機器に共通しているのは、省スペース設計でありながら、電波を飛ばしたり、強い光や大きな音を出したりするために、一時的に大きな電力が必要になる点です。

1.5Vの電池ではパワー不足となるような場面で、この12V乾電池がその真価を発揮します。ご自宅の玄関チャイムが鳴らなくなった時、もしかしたらこの23A 12V電池が使われているかもしれません。一度確認してみる価値はありますよ。

 

意外と知らない23A12V電池のサイズは？

23A 12V電池の正確なサイズを知っておくことは、購入時の間違いを防ぐ上で非常に重要です。この電池の一般的なサイズは、直径が約10.3mm、長さが約28.5mmとなっています。

よく間違われやすい単5形乾電池と比較すると、その違いは一目瞭然です。単5電池は直径が約12.0mm、長さが約30.2mmであり、23A電池よりも一回り太く、少し長いのが特徴です。

以下の表で、それぞれの仕様を比較してみましょう。

このように、サイズも電圧も全く異なるため、お使いの機器の電池ボックスをよく確認し、正しい規格の電池を選ぶことが大切です。もし不明な場合は、機器の取扱説明書を参照するか、古い電池に記載されている型番を確認するのが最も確実な方法です。

 

23A12V電池と単5電池 違いを解説

前述の通り、23A 12V電池と単5電池の最大の違いは「電圧」にあります。23A電池が12Vであるのに対し、単5電池はわずか1.5Vしかありません。

この電圧差は8倍にもなり、両者に互換性は全くありません。もし、間違って単5電池を12V仕様の機器に入れても、電圧が足りずに動作しないでしょう。

逆に、単5電池仕様の機器に23A電池を無理やり入れてしまうと、過電圧によって機器がショートしたり、発熱・発火したりする危険性があり、非常に危険です。

サイズに関しても、23A電池の方が細くて短いため、単5電池用の電池ボックスにはうまく収まらないか、接触不良を起こす可能性が高いです。

単純に「見た目が似ているから」という理由で代用することは絶対にやめましょう。

23A 12V電池の代用品の選び方

お使いの機器に必要な23A 12V電池が見つからない場合でも、心配する必要はありません。市場には仕様が同じで代用可能な「互換品」が数多く流通しており、これらを選ぶことで問題を解決できます。ここでは、代用品を賢く選ぶための具体的なステップと注意点を詳しく解説します。

ステップ1：代表的な互換品の型番を知る

まず、23A 12V電池にはどのような互換品があるのかを把握しましょう。メーカーによって呼び方が異なるだけで、基本的には同じ性能を持つ製品です。

ステップ2：信頼できるメーカーの製品を選ぶ

次に重要なのが、どのメーカーの製品を選ぶかという点です。価格だけで選ぶのではなく、品質の安定性や安全性を考慮することをおすすめします。言ってしまえば、電池の品質は価格に比例する傾向があります。

特に、日本のパナソニック（Panasonic）や、世界的に有名なデュラセル（Duracell）、エナジャイザー（Energizer）といった大手メーカーの製品は、品質管理が徹底されており、安定した性能と長寿命が期待できます。

また、液漏れなどのリスクが低く、大切な機器を故障から守るという観点からも安心感が高いです。一方で、オンラインストアなどでは非常に安価なノーブランド品も見かけます。これらは初期費用を抑えられるというメリットがあるものの、品質にばらつきがある場合も少なくありません。

 

ステップ3：使用推奨期限を確認する

電池は生鮮食品と同じように「鮮度」があり、使用推奨期限が定められています。この期限は、電池が性能を維持できる期間の目安を示しており、購入時には必ずチェックしたいポイントです。

特に、実店舗の店頭に長期間陳列されていた商品や、通販サイトの安売り品の中には、期限が迫っているものが含まれている可能性があります。

いくら有名メーカーの電池であっても、期限が切れていれば本来の性能は発揮できません。パッケージの裏面などに印字されている日付を確認し、できるだけ新しい製品を選ぶように心がけましょう。

ステップ4：最終確認としてパッケージ情報をチェック

最後に、購入する電池のパッケージ情報を確認する習慣をつけましょう。多くの製品パッケージには、「キーレス用」「ワイヤレスチャイム用」といった具体的な用途が記載されています。お使いの機器の用途が書かれていれば、より安心して購入できます。

また、前述の通り、これまで使用していた電池と全く同じメーカー、同じ型番の製品を選ぶのが最も安全な方法であることは間違いありません。しかし、それが難しい場合は、今回紹介したステップを参考にして、ご自身の用途と予算に合った、信頼できる代用品を見つけてください。

 

実店舗別！23A 12V 電池 どこで売ってるか調査

 

コンビニでの取り扱いしてる？

結論から言うと、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニエンスストアで23A 12V電池を見つけるのは非常に困難です。なぜなら、コンビニは限られた売り場スペースで、売れ筋の商品を効率よく販売するビジネスモデルだからです。

23A 12V電池のような特殊な製品は、一般的な乾電池に比べて需要が極端に少なく、店舗側としては在庫を置くメリットがほとんどありません。そのため、深夜や早朝に急に電池が必要になった場合でも、コンビニを探し回るのは得策とは言えません。時間と労力を無駄にしてしまう可能性が非常に高いでしょう。

コンビニでは、単3形や単4形、ボタン電池（CR2032など）といった汎用的な電池のみを取り扱っていると考えるのが現実的です。

 

ダイソーで売ってる？

ダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップでも、23A 12V電池の取り扱いは基本的にありません。

過去には一部の店舗で目撃されたという情報も散見されますが、それは非常に稀なケースです。定番商品として全国の店舗で安定的に供給されているわけではないため、見つけられたら幸運、くらいの認識でいるのが良いでしょう。

100円ショップは、多くの人が利用する商品を低価格で提供することに特化しています。23A電池のようなニッチな商品は、その戦略に合致しにくいのが実情です。もし店舗で見かけたとしても、在庫が不安定であったり、品質にばらつきがあったりする可能性も考慮する必要があります。

ホームセンターでの在庫状況は？

コメリやカインズ、DCMなどの大手ホームセンターでは、店舗によって23A 12V電池を取り扱っている場合があります。

これは、ホームセンターがワイヤレスチャイムや防犯センサーといった、この電池を使用する関連商品を販売しているためです。多くの場合、電池売り場、または防犯用品やインターホンのコーナーの近くに置かれています。

ただし、全てのホームセンターで取り扱いがあるわけではありません。店舗の規模や地域、品揃えの方針によって在庫状況は大きく異なります。小規模な店舗や、DIY用品に特化した店舗では見つからない可能性も十分にあります。

ヤマダ電機で販売ている？

ヤマダ電機やケーズデンキ、エディオンといった家電量販店も、23A 12V電池の有力な購入先の一つです。特に、駅前にあるような大型店舗では、取り扱っている可能性が高まります。ホームセンターと同様に、家電量販店でも関連商品（リモコン、セキュリティ機器など）を扱っているため、その消耗品として在庫を置いているケースが多いです。

探す場所としては、電池専門コーナーが第一候補ですが、見つからない場合はリモコンや防犯カメラの売り場の店員さんに尋ねてみると良いでしょう。

多くの家電量販店では、公式オンラインストアでも在庫の確認や購入が可能です。店舗へ行く前に、Webサイトで近隣店舗の在庫状況をチェックしておくと、よりスムーズに購入できます。価格は1個あたり300円から600円程度が相場となっています。

 

ヨドバシで買える？

数ある実店舗の中で、ヨドバシカメラやビックカメラは、23A 12V電池の在庫がある可能性が非常に高い販売店と言えます。

これらの大型家電量販店は、専門的な商品やニッチなパーツの品揃えに定評があり、特殊な電池のコーナーも充実しています。実店舗の電池売り場へ行けば、パナソニック製の「LRV08」などがすぐに見つかるでしょう。

さらに、最も確実で便利なのが、ヨドバシ・ドット・コムやビックカメラ.comといったオンラインストアを利用する方法です。オンラインストアなら、24時間いつでも注文でき、在庫切れの心配もほとんどありません。複数のメーカー品を比較検討できる上、価格も実店舗より安い場合があります。

結論：23A12V電池はどこで売ってる？

• 23A 12V電池は12Vの高電圧を供給する特殊なアルカリ乾電池
• 主な用途は車のリモコンキー、ワイヤレスチャイム、セキュリティ機器など
• コンビニエンスストアでの取り扱いは基本的にない
• ダイソーやセリアなどの100円ショップでの入手も非常に困難
• ホームセンターでは一部店舗の防犯用品コーナーなどで見つかる可能性がある
• 事前に電話で在庫を確認するのが確実
• ヤマダ電機などの家電量販店も店舗によっては取り扱いがある
• 最も確実な購入先はヨドバシカメラやビックカメラ
• 特にオンラインストアは在庫が豊富で利便性が高い
• 見た目が似ている単5電池は電圧が1.5Vと全く異なり代用は絶対にできない
• 代用する場合はLRV08やMN21、A23といった互換性のある型番を選ぶ
• パナソニック製のLRV08は信頼性が高く比較的手に入りやすい
• 購入時はサイズ（直径約10.3mm、長さ約28.5mm）を再確認する
• 実店舗での価格相場は1個300円から600円程度
• オンラインではまとめ買いで安く購入できる場合がある