ドレンホースクリーナーはどこに売ってる？販売店と使い方まとめ

エアコンから突然の水漏れ。「どうしよう…」と焦ってしまいますが、その原因の多くはドレンホースの詰まりです。

そんな時に活躍するのがドレンホースクリーナーですが、いざ探してみると、どこに売ってるのか意外と分からないものですよね。

カインズやコメリ、コーナン、ビバホーム、DCMといったホームセンターを探すべきか、それともヨドバシやドンキのような量販店にあるのでしょうか。

また、100均のグッズで代用できないか、おすすめの製品は何か、気になることは尽きません。

この記事では、ドレンホースクリーナーがどこに売ってるのか、という疑問を解消するため、各店舗の取扱状況から、効果的な使い方、代用品の活用法まで、詳しく解説していきます。

ドレンホースクリーナーはどこに売ってる？店舗別の販売状況

 

ドレンホースクリーナーはカインズにある？

結論から言うと、ドレンホースクリーナーはカインズで購入可能です。

カインズはDIY用品や家庭用品が豊富に揃うホームセンターであり、エアコンのメンテナンス用品コーナーに置かれていることがほとんどです。

特に、SANEI（三栄水栓製作所）の「ドレンホースクリーナー PR871」や、早川工業の「ドレンつまり取りポンプ」といった定番商品が取り扱われています。

価格帯は1,000円台から2,000円前後が主流で、比較的リーズナブルに手に入れることができます。

また、カインズのプライベートブランド商品として、より安価なクリーナーが販売されている場合もあります。

エアコンの洗浄スプレーや防虫キャップなども同じコーナーに並んでいることが多いので、詰まりの解消と合わせて予防策も講じたい方には、一度に買い物が済ませられる便利な場所と言えるでしょう。

 

ドレンホースクリーナーはコメリで販売中？

はい、コメリでもドレンホースクリーナーは販売されています。

全国に店舗網を持つコメリは、特に地方にお住まいの方にとって身近なホームセンターではないでしょうか。コメリでも、エアコン関連用品のセクションでドレンホースクリーナーを見つけることができます。

コメリの大きな特徴は、プライベートブランド（PB）の商品が充実している点です。

他メーカーの製品よりも安価なサクションポンプが1,280円程度で販売されていることもあり、コストを抑えたい方には魅力的な選択肢となります。

もちろん、SANEIなどの有名メーカー品も取り扱っており、選択肢は豊富です。内径14mmと16mmの一般的なドレンホースに対応した製品が主流となっています。

コーナンとビバホームのドレンホースクリーナー

 

コーナンやビバホームといった大型ホームセンターでも、ドレンホースクリーナーは購入できます。これらの店舗は住宅設備やプロ向けの資材も豊富で、エアコンメンテナンス用品の品揃えにも期待が持てます。

コーナンの特徴

コーナンでは、オリジナルブランド「PROACT」のサクションクリーナーが人気です。

価格は1,400円程度と手頃でありながら、実際に水漏れが解消したという口コミも多く、コストパフォーマンスに優れた製品として評価されています。

もちろん、アサダなどプロも使用するメーカーの製品が置かれていることもあります。

ビバホームの特徴

ビバホームも同様に、エアコン清掃用品コーナーでドレンホースクリーナーを取り扱っています。手動のポンプ式が中心で、初心者でも直感的に使える製品が揃っています。

価格帯も他のホームセンターと大きく変わらず、1,000円台から3,000円程度です。

DCMで売っているドレンホースクリーナー

DCMグループのホームセンター（DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマックなど）でも、ドレンホースクリーナーは販売されています。

DCMは全国規模で店舗を展開しており、プライベートブランド商品からナショナルブランド商品まで幅広く取り扱っているのが特徴です。

エアコン関連のコーナーには、複数の種類のドレンホースクリーナーが並んでいることが多いです。

具体的には、アサダの「ドレンホースクリーナ EP500」といった定番商品をはじめ、約6種類ほどの商品から選べる場合があります。

価格や性能を比較検討したい方にとっては、品揃えの多いDCMは有力な選択肢となるでしょう。

また、前述の通り、DCMでもドレンホース用の防虫キャップは販売されています。ドレンホースの先端は虫の格好の侵入口となり、巣を作られると詰まりの直接的な原因になります。

一度掃除した後に再発を防ぐためにも、ぜひセットでの購入をおすすめします。

 

ドンキやヨドバシでの販売について

 

ホームセンター以外ではどこで手に入るのでしょうか。ここでは、ドン・キホーテとヨドバシカメラでの取扱状況について解説します。

ドン・キホーテの状況

残念ながら、現時点ではドン・キホーテでドレンホースクリーナーが販売されているという確実な情報は見つかりませんでした。

ドン・キホーテは多種多様な商品を扱っていますが、エアコンフィルターの洗浄スプレーなどはあっても、ドレンホース専用のクリーナー（サクションポンプ）は定番商品として置いていない可能性が高いです。

ただし、季節商品の特設コーナーなどで一時的に販売される可能性はゼロではありません。

ヨドバシカメラの状況

一方、ヨドバシカメラなどの大手家電量販店では、ドレンホースクリーナーを取り扱っています。エアコン本体を販売しているため、そのメンテナンス用品も揃えているというわけです。

季節家電売り場や、エアコンのアクセサリーコーナーに置かれていることが多いです。

ヨドバシ・ドット・コムなどのオンラインストアでも購入でき、ポイント還元があるのが大きなメリットです。

貯まったポイントで他の商品を購入することもできるため、普段からヨドバシを利用する方には特におすすめです。

100均にある？ドレンホースクリーナーの代用

「できるだけ安く済ませたい」と考えたとき、100均（ダイソーやセリアなど）の製品が頭に浮かぶかもしれません。

結論として、100均にはドレンホースクリーナーの専用品（サクションポンプ式）は販売されていません。しかし、代用品として使える可能性のある商品はいくつか存在します。

代用品の候補

• パイプクリーナー（ワイヤーブラシ）：ドレンホースの出口付近の、手の届く範囲のゴミをかき出すのに役立ちます。ただし、ホースの奥深くの詰まりには対応できません。
• 灯油ポンプ（手動式）：先端の形状が合えば、吸引・排出の原理で詰まりを取れる可能性があります。しかし、密閉性が低いため、効果は限定的です。

ドレンホースクリーナーはどこに売ってる？購入前の疑問解決

 

ドレンホースの掃除は自分でできますか？

 

はい、ドレンホースの掃除は専門業者に頼まなくても、自分で簡単に行うことができます。ドレンホースクリーナー（サクションポンプ）を使えば、特別な技術は必要ありません。

基本的な掃除の手順は以下の通りです。

【手順1】出口付近のゴミを取り除く

まず、室外機の近くにあるドレンホースの排出口を確認します。出口付近に泥や葉、虫の巣などが見える場合は、割り箸や古い歯ブラシなどを使って、あらかじめかき出しておきましょう。

【手順2】ドレンホースクリーナーをセットする

次に、ドレンホースクリーナーの吸引口を、ホースの先端に隙間ができないようにピッタリと差し込みます。ここで隙間があると、圧力が逃げてしまい効果が半減してしまいます。

【手順3】ハンドルを引いて詰まりを吸引する

クリーナーをしっかりとセットしたら、ハンドルを強く引きます。これにより、ホース内部が真空に近い状態になり、詰まっている汚れやヘドロが水と一緒に吸引されます。

「ゴボゴボッ！」という音と共に、汚れた水が出てくれば成功です。

この作業を数回繰り返すことで、ほとんどの詰まりは解消できます。業者に依頼すると数千円から一万円程度の費用がかかることもあるため、自分でできれば大きな節約になります。

 

ドレンホースの汚れを掃除機で吸うには？

ドレンホースクリーナーがない場合の裏ワザとして、家庭用の掃除機を使って詰まりを吸引する方法があります。ただし、この方法は重大なリスクを伴うため、実行する際は細心の注意が必要です。

一番の危険は、誤ってドレンホース内の水を吸い込んでしまい、掃除機を故障させることです。家庭用の多くの掃除機は、水分を吸い込むことを想定して設計されていません。

この方法は、あくまで緊急時の応急処置と考えるのが賢明です。前述の通り、ドレンホースクリーナーは比較的安価で安全に作業ができるため、掃除機での代用は最終手段として捉え、基本的には専用の道具を使用することをおすすめします。

 

ドレンホースクリーナーは何回使うのが良い？

 

ドレンホースクリーナーを使った掃除の頻度は、エアコンの使用状況や設置環境によって異なりますが、一般的には年に1～2回が目安とされています。

定期的なメンテナンスを行うことで、詰まりによる水漏れトラブルを未然に防ぎ、エアコンを常に良い状態で保つことができます。

特におすすめのタイミングは、エアコンを本格的に使い始める前の時期です。

もちろん、これはあくまで目安です。エアコンからポコポコと異音がしたり、室内機から水漏れが発生したりした場合は、その都度すぐに掃除を行いましょう。

また、ペットを飼っているご家庭や、交通量の多い道路沿い、植物が多い場所など、ホコリやゴミが詰まりやすい環境の場合は、年に3～4回など、より頻繁にチェックすることをおすすめします。

おすすめのドレンホースクリーナーを紹介

 

ドレンホースクリーナーは様々なメーカーから販売されており、どれを選べば良いか迷うかもしれません。ここでは、市場で評価が高く、初心者にも扱いやすいおすすめの製品をいくつか紹介します。

どの製品も基本的な使い方は同じで、内径14mm～16mmの一般的なドレンホースに対応しています。ご自身の予算や使い方に合わせて、最適な一本を選んでみてください。

 

ドレンホースクリーナーはどこに売ってるか総括

• ドレンホースクリーナーはホームセンターでの購入が最も確実
• カインズ、コメリ、コーナン、ビバホーム、DCMなどで販売されている
• コメリやコーナンでは安価なプライベートブランド製品もある
• ヨドバシカメラなどの家電量販店でも取り扱いがある
• ドン・キホーテでの定番としての取り扱いは期待薄
• 100均に専用品はなくパイプクリーナーなどでの代用は可能だが非推奨
• 代用品の使用はドレンホースを傷つけるリスクが伴う
• ドレンホースの掃除は自分で簡単に行える
• 掃除機での吸引は水を吸い込むと故障の原因になるため要注意
• 掃除の頻度は年に1～2回、シーズンの変わり目がおすすめ
• 詰まりやすい環境ではより頻繁なメンテナンスを推奨
• おすすめクリーナーは価格重視なら早川工業、性能重視ならイチネンTASCO
• 購入時は対応するホースの内径（14mm、16mm）を確認する
• 詰まり予防には防虫キャップの併用が非常に効果的
• 多くの販売店や通販サイトで手軽に入手できる