返信用封筒はどこで買う？ダイソーに売ってる？購入できるのは郵便局だけ？

返信用封筒 どこで買うかお探しではありませんか。急な手続きや申し込みで必要になったとき、郵便局へ行くべきか、それとも100均やダイソーのような身近なお店での購入でよいのか迷ってしまいますよね。

また、普通の封筒との違いや、A4サイズや長形3号といった適切なサイズの選び方、切手はいくら必要なのか、正しい書き方や送るときのマナー、実際の出し方まで、疑問は尽きないかと思います。

この記事では、返信用封筒の主な購入場所から、準備の際に知っておきたいポイントまで詳しく解説します。

返信用封筒 どこで買う？主な販売店

 

返信用封筒の購入は郵便局が確実

返信用封筒の購入先として、最も信頼性が高く確実な場所は郵便局です。

窓口で「返信用封筒として使いたい」と相談すれば、用途や返送してもらいたい書類のサイズに合わせて、適切な封筒（長形3号や角形2号など）を提案してもらえます。封筒は1枚単位から購入できるため、無駄がありません。

郵便局を利用する最大のメリットは、その場で切手も同時に購入できる点です。さらに、返送する書類のサンプルを持参すれば、窓口で総重量を正確に計量し、必要な郵便料金を算出してくれます。これにより、「切手代が不足していた」という、相手に大変失礼となる事態を確実に防ぐことができます。

返信用封筒は100均でも買える

返信用封筒は、ダイソー（DAISO）、セリア（Seria）、キャンドゥ（CanDo）といった100円ショップでも手軽に購入できます。

コストパフォーマンスを重視するなら、100均は非常に有力な選択肢です。一般的な事務用品店や郵便局と比べて、圧倒的に安価に購入できます。

コストパフォーマンスと種類の豊富さ

100均の最大の魅力は、やはり価格です。複数枚がセットになって110円（税込）で販売されているため、大量に返信用封筒が必要な場合や、予備としてストックしておきたい場合に最適です。

また、種類の豊富さも強みと言えます。シンプルな白封筒や茶封筒（クラフト封筒）はもちろん、ダイソーなどでは「透けないホワイト封筒」のように、中身が透けにくいよう二重加工が施された、プライバシーに配慮した商品も扱っています。

サイズも長形3号、長形4号、角形2号など、返信用封筒として使われる主要な規格はほとんど揃っています。

返信用切手はどこで買えますか？

返信用封筒に貼る切手は、主に以下の場所で購入できます。それぞれのメリットとデメリットを理解しておきましょう。

郵便局の窓口

最も確実な購入場所です。前述の通り、窓口で返送したい書類を含めた封筒の重さを正確に計量し、過不足のない金額の切手を購入できます。500円切手など、高額な切手も1枚で用意できるため、封筒に何枚も切手を貼る必要がありません。

コンビニエンスストア

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど、多くのコンビニで切手を購入できます。最大のメリットは24時間いつでも購入できる点です。

ただし、コンビニで扱っている切手の金種は店舗によって異なります。一般的に、84円、94円、120円、140円といった使用頻度の高い切手は置いていますが、全ての金種が揃っているわけではありません。

例えば、500円分の切手が必要な場合、120円切手4枚と10円切手2枚のように、複数枚を組み合わせて購入することになる可能性もあります。

郵便局のネットショップ

切手も郵便局のネットショップで購入可能ですが、多くの場合、シート単位（例: 84円切手100枚）での販売となります。個人が返信用に数枚使う目的にはあまり向いていません。

 

返信用封筒 普通の封筒 違いとは

結論から言うと、「返信用封筒」という専用の商品が売られているわけではありません。

私たちが一般的に「返信用封筒」と呼んでいるものは、郵便局や文具店、100均などで売られている「普通の封筒」を指します。つまり、普通の封筒と返信用封筒の「モノ」としての違いはないのです。

返信用封筒はどれがいいですか？

返信用封筒を選ぶ基準は、主に「返送してもらう書類のサイズ」と「用途（TPO）」の2点です。

書類を折るか、折らないかで選ぶ

まず、相手に返送してもらう書類を折りたたんでも良いか、折らずに返送してほしいかで、封筒のサイズが決まります。

色（白か茶）の選び方

封筒の色は、主に白と茶（クラフト）がありますが、用途によって使い分けるのが一般的です。

白封筒:

清潔感があり、フォーマルな印象を与えます。願書や履歴書といった応募書類、契約書などの重要書類の返送用には、白封筒を選ぶのが無難です。「透けない」加工がされているものを選ぶと、プライバシーの面でも安心できます。

茶封筒（クラフト封筒）:

主に事務的な用途で使われます。請求書や領収書、一般的なビジネス文書のやり取りであれば、茶封筒でも問題ありません。白封筒よりも安価で枚数も多く入っていることが多いです。

返信用封筒 どこで買うか決めた後の準備

 

返信用封筒 A4サイズが必要な場合

返送してもらう書類がA4サイズの場合、準備する封筒は「折る」か「折らない」かで2つの選択肢に分かれます。

A4書類を折らずに返送してもらう場合

これは、契約書、履歴書、証明書、パンフレットなど、折り目をつけたくない重要書類の返送を依頼する際の方法です。

この場合は、「角形2号」（かくがたにごう）封筒を用意します。これはA4サイズ（210mm × 297mm）がそのまま、折らずにきれいに入る大きさ（240mm × 332mm）です。

A4書類を三つ折りにしてもらう場合

一般的な送付状や通知書、請求書など、折り曲げても問題ない書類であれば、こちらが適しています。

この場合は、「長形3号」（なががたさんごう）封筒を用意します。これはA4書類を三つ折りにするとぴったり入るサイズ（120mm × 235mm）です。

長形3号は「定形郵便物」として扱えるため、角形2号よりも郵便料金を安く抑えられるメリットがあります。

 

返信用封筒 いくらの切手を貼る？

返信用封筒に貼る切手の金額は、「封筒のサイズ（定形か定形外か）」と「返送される書類を含めた総重量」によって決まります。

相手に料金を負担させないよう、必ず「返送される書類」＋「返信用封筒自体の重さ」を想定して切手を貼る必要があります。

定形郵便物（長形3号、長形4号など）の料金

A4三つ折りなどを入れる場合の料金です。（2024年2月時点の情報です。今後の料金改定にご注意ください）

• 25g以内： 84円
• 50g以内： 94円

（参考：A4コピー用紙1枚は約4g、長形3号封筒1枚は約5gです。A4用紙2～3枚程度なら84円で収まることが多いですが、4枚以上になる場合や、クリアファイルに入れる可能性がある場合は94円を見込んだ方が安全です。）

定形外郵便物（角形2号、角形3号など）の料金

A4を折らずに入れる場合の料金です。（規格内：長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内）

返信用封筒の正しい書き方

返信用封筒を準備する際には、相手に失礼のないよう、決まった書き方のマナーがあります。切手を貼るだけでなく、宛名書きも正しく行いましょう。

1. 表面（宛名面）の書き方

封筒の表面には、返信先となる自分の「郵便番号」「住所」「氏名（または会社名・部署名）」を正確に記入します。

• 住所：都道府県から省略せずに書きます。ビル名や部屋番号まで正確に記載してください。縦書きの場合は、番地などの数字は漢数字（例：「一丁目二番三号」）で書くのが最も丁寧です。
• 氏名：封筒の中央に、住所よりもやや大きな字で書きます。

2. 裏面の書き方

返信用封筒の裏面には、基本的に何も記入しません。裏面は、返送してくれる相手（差出人）が自分の住所氏名を書くためのスペースです。こちらで相手の住所氏名を書くのは失礼にあたりますので、白紙のままにしておきましょう。

3. 切手を貼る

前述の通り、算出した料金分の切手を左上の所定の位置（縦長封筒の場合は左上、横長封筒の場合は右上）に貼り付けます。切手を同封するのではなく、必ず封筒に貼った状態で送るのがマナーです。

 

返信用封筒を送るときの注意点

宛名書きと切手貼りが完了した返信用封筒は、相手に送るための「送付用封筒」に入れて送ります。

返信用封筒を送付用封筒に入れる際にも、ちょっとした配慮が求められます。

送付用封筒が角形2号で、返信用封筒が長形3号のように、返信用封筒の方が小さい場合は、折らずにそのまま入れます。

一方、送付用封筒も返信用封筒も同じ長形3号の場合など、そのまま入らない場合は、返信用封筒を折って入れます。

まとめ：返信用封筒 どこで買うか

この記事の要点をまとめます。

• 返信用封筒は専用の商品ではなく普通の封筒を使う
• 主な購入場所は郵便局、100均、コンビニ、文具店など
• 郵便局は重さを測ってもらえ切手も同時に買えるので確実
• 100均（ダイソーなど）は安価で種類も豊富だが切手は売っていない
• コンビニは24時間買えるが切手の金種が限られる
• 返信用切手も郵便局やコンビニで購入できる
• 封筒のサイズは返送書類を折るか折らないかで選ぶ
• A4を折るなら長形3号（定形郵便）
• A4を折らないなら角形2号（定形外郵便）
• 履歴書や願書などフォーマルな用途では白封筒を選ぶ
• 事務的な用途なら茶封筒でも問題ない
• 返信用封筒には自分の住所氏名と「行」を書き切手を貼る
• 裏面は相手が書くため白紙のままにしておく
• 切手は返送書類の重さを想定し不足がないよう貼る
• 料金が不安な場合は郵便局で計量してもらう
• 送付用封筒に入れる際は宛名面が見えるように折ると親切